2013/11/18
中小企業の現実
皆さん、こんにちは!中小企業専門経営コンサルタントの岩渕龍正です。
今日も張り切って行きましょう!
先日、大企業に勤める友人から拙著『売上目標は立てるな!』の感想をもらいました。彼はとても勉強好きで、よく勉強しています。
彼はこう言ってました。
「うちの会社では仕事観について管理職になるときに、かなり徹底的に叩き込まれる。だから、ある意味では仕事観の話はそうだなって感じだった」と。
本当の大企業になると、このような素晴らしい教育が管理職に向けて行われるようになるのです。しかし、そのような管理職への教育をしている中小企業があるでしょうか。私は見たことがありません。
また、中小企業の経営者にとっては、売上、予算、ノルマ、利益は本当に人生を賭けた戦いなのです。その戦いにおいて、仕事観をしっかり語ることがいかに難しいかは中小企業の経営者であれば、本当に良く分かると思います。
サッカー日本代表の試合を見ていても、ゴール前のこぼれ球で、後は押し込むだけという場面でも外してしまう選手を見て、「あんなの、オレだって決められるぜ!」と言う人がいます。
そう思ってしまう気持ちも分かります。
私もそう言っていたことがありますから。
しかし、それはその場に立ってないから、言えるのです。
一度でも、その立場に立ったことがある人なら、そんなことは決して言わないはずです。なぜなら、その大変さ、辛さ、そうしてしまう理由が分かるからです。
経営者の立場に、管理職の立場に立ってない人からすれば、当たり前のことがいかに難しいのか、その当たり前のことがなぜできないのか?そして、どうしたらできるのかということが書かれてる本は本当に少ないのです。
だからこそ、経営者・管理職の立場を経験してる人にとっては、本書の内容は大いに役立つ内容となるのです。
まだ、拙著『売上目標は立てるな!』をお読みでない方はAmazonからお申込下さい。まだ、ご自分だけが読んで、奥様、管理職に読んでもらってない方は是非、1人1冊渡して読んでもらうことをオススメします。
『売上目標は立てるな!-20人までの組織をまとめるリアルマネジメント-』
岩渕龍正【著】阪急コミュニケーションズ
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